つながる田んぼ@安房浜田

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Co-Creation with Nature Intelligence
自然界の叡智との共同創造

南房総半島の突端に近い「浜田地区」で7畝の小さな田んぼでお米づくりをしています。
2013年、東日本大震災後に少しでも自分たちで食べるお米を自給してみよう、という意図で仲間と始めた田んぼ。3年目からは私たち夫婦が中心となり、新たな仲間たちと共に発見と驚き、そして試行錯誤を繰り返しつつ、もはや、無くてはならない暮らしの一部であり、地球との対話の場となっています。

耕作放棄地に囲まれた小さな田んぼに通い、お米づくりを通して改めて自然界の巡り、田んぼから見えてくる人と自然との深い関わり、地域コミュニティ、そして、日本の様々な現状を目の当たりにしながら学んでいます。

2020年に大繁殖したイノシシにより、実ったお米を全て食べ尽くされたことをきっかけに、野生動物との共生をいかにするべきかを模索する中で「EMグラビトロン農法」と出会いました。微生物たちの叡智に学び、実践し、彼らが生み出す量子的空間の場の力を経験しました。そして、それはフィンドホーンで学んできた「自然界の叡智との共同創造」と重なるものでもありました。

→ EMグラビトロン農法の体験については「こちら」

繋がる田んぼ@安房浜田は、私たちがこの地球と共に生き、暮らしを創造していくための、Peace Makin’Labo、そして、私たち夫婦のアースキーピングの実践の場です。

素人でもできるお米づくりに興味がある方
地球を体で感じたい方
アースキーパーとしてハチドリの一滴を落としたい方
太陽と風、水、土、微生物たちと戯れたい方

田植えや草取り、稲刈りなど単発でも
年間通してお米づくりや
EMグラビトロン農法を共に深めたい方

田んぼのスケジュール

4月上旬 播種(国立の自宅ガレージにてそのまま育苗)
5月下旬 田植え
6月中はほぼ毎週のように通い、草取りなど。


9月下旬 稲刈り 天日干し・電気干し
10月上旬 脱穀。精米へ
11月下旬 収穫祭

田んぼの活動に参加していみたい方は
→ コンタクトフォームよりご連絡ください。


【田んぼのプロフィール】

田んぼ所在地:館山市浜田地区

アクセス
東京駅八重洲口、または新宿バスタより高速バス「なのはな号」にて館山駅へ。
路線バスに乗り換え、(または一部の高速バスはそのまま路線バスになります。)
最寄りのバス停「安房浜田」下車。徒歩5分。

田んぼの生い立ち

縄文の頃より人々の暮らしの営みがあると言われている地域。海から渡ってきた安房(阿波=徳島)の人たちも多く移民していると言われています。田んぼに注がれる水は、広葉樹の森から栄養いっぱいのお水を蓄えた溜池から、流れてきます。山から里へ、そして海へという流れの途上に私たちの田んぼはあります。きめの細かい粘土質の田んぼは食味のいいお米が昔からでき、かつては館山城のお殿様への献上米として尊ばれていました。

山から海に向けて棚田が並んだ風景は過去のものとなり、現在はほぼ全体が耕作放棄地となり、私たちが通う田んぼの周りも5枚ある田んぼは、我が家の7畝の田んぼを除いて全て耕作放棄地、又はソーラー畑となっています。地域は高齢化が進み、田畑が食べ物ではなく、電気を生み出す場になりつつある危惧はここにもあります。

稲作について

私たちは無肥料、無農薬、EMを使用した「グラビトロン農法」を試しています。田んぼの循環を大切にし、対話をしながら毎年、新たな体験を重ねています。お米の種類はササニシキ。より原種に近い種類であり、食味もさっぱりしていてとても美味しいお米です。稲作については「民間稲作研究所」にて故稲葉光圀先生、EMについては、映画「蘇生Ⅱ」で熱心にEMについて語られていた、野本千寿子先生、そして宮崎県えびのの「にじいろ農園」の前原ご夫妻に学んでいます。

共に学び、実験をしてくださる方ぜひご一緒に✨

青木隆・麻奈